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2019.06.19 Wednesday
戸屋ちかこ / 個展「Apartment」ご紹介

5月25日〜6月16日まで六本木ヒルズのA/Dスペース、A/Dギャラリーのショップにて開催されていた戸屋ちかこさんの個展「Aprtment」が大好評にて会期終了。しまった、見逃した!という方のためにご紹介をさせていただきます。
様々な生き物が暮らすアパートメント…生き物たちの表情はどれも無表情に近かったのですが、それは「観る方々に自由に感じていただきたかったから」とのこと。ファッションや背景の装飾などが、細かく丁寧に描きこまれ、戸屋さん独特の世界観でパワフルに、そしてビビッドに描かれていたので、観るところが盛りだくさんで、作品が語る言葉が多く…。無表情だったことに、あとからご説明いただいて、そういえば…と思い起こしました。
制作の際に迷われたところは創るものは「絵画なのか、イラストレーションなのか」という点。「今回は気軽に飾って楽しめる、インテリアアートとしての一面も取り入れました」とのことでしたが、確かに、観るたびに表情が変わる、見えてくるものが変わる、そんな素敵な作品たちでした。現に原画も飛ぶように売れたそうで、半分以上は海外の方だったとか。「いきものの共存を願う気持ちが常にある」という戸屋さん。そんな想いが一枚一枚の作品に込められて旅立って行きました。アートという言語は万国共通だな、と感じさせられた個展でした。
ただいま、同スペースにて「蚊遺り豚x36」にも作品出展中です。ぜひお立ち寄りくださいませ。

2019.06.14 Friday
ハラアツシ / 2019年度 JA家の光 料理教室ポスター

本年度もお声がけいただきました一般社団法人 家の光の料理教室のポスター。制作は本年もハラアツシさん。前回はJAの直営所の野菜売り場が見えていましたが、今回はお料理教室のもっと中に潜入。登場人物は一緒ですが、今回は子供達がケーキ作りに大活躍しています。調理台には色とりどりのフルーツとケーキが並びます。
そして…3年目の今回も制作チームの中だけで、隠れキャラとして大切にしていこうと話している「猫」が隠れています。ぜひ探してみてください。

2019.06.06 Thursday
Jiri Votruba / 個展『TOO MUCH LOVE』

Jiri Votruba(イジー・ヴォトルバ)が5月2日から6月23日まで、トルコのアンカラで個展を開催しています。そして今回は、イラスト作品ではなく、ファインアート作品の作品展です。ヴォトルバ氏は、イラストレーターとして活動するかたわら、アート作品の制作も精力的に行っているのですが、お得意のユーモア溢れる作品や、クラシック音楽をテーマにしたイラスト作品とは違い、人物をリアルに描いた作品や抽象画などを数多く制作しており、今回は人物画を中心に展示しています。これらの作品は訪れた様々な国で出会った人を描いたもので、今の時代に生きる人をうまく捉えています。よく見ると日本人を描いた作品も。(写真ではちょっとわかりづらいのですが。)モデルとなった人には今でも交流を続けている人もいるとか。今回はトルコでの展覧会ですので、直接作品を見てもらうことはできませんが、ヴォトルバ氏のアート作品にご興味のある方は彼のサイトをのぞいてみてください。
ヴォトルバ氏のサイト→http://www.votruba.cz/

2019.05.31 Friday
大野文彰/TOYOTAホーム

災害時に必要ななことと、それらを兼ね備えた、災害に強いTOYOTAホームの家づくりを紹介したデジタルカタログの説明カットを大野文彰さんが手がけました。キュートな博士や、災害に対して楽観的すぎるお父さん、現実的で、そんな心配するお母さんなどをシンプルながら表情豊かに描きました。固い内容のカタログを読みやすくしてくれています。カタログはTOYOTAホームのカタログ請求からお取り寄せ、もしくは、以下のQRコードを読み込みご覧くださいませ。

2019.05.23 Thursday
オオノ・マユミ /『和の伝統色ブック』発売開始

オオノ・マユミさんの著書『誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック』がパイ インターナショナル より20日より発売開始いたしました。1日1花。毎日、毎日、1年間かけて描き続けた366種類の花々。「和の伝統色」がそれぞれの花の背景に引かれており、色名、花の名前はもちろん、花言葉や学術名も記載されており、見応えたっぷりです。
ベルギー人のイラストレーターであり絵本作家であるクラース・フェルプランケ氏に出会い、色の本を作ることを勧められたことがきっかけで、オオノさんの得意とする可愛らしい花々と元気が出てくる色彩が融合して作られたこの1冊。ここまでたどり着くのには大変な苦労だったと思います。くじけそうになった時は過去に描いたものを振り返って見ることで、自身をを奮い立たせていたそうです。「日本の伝統色」ということで、かなり微妙な色表現が作品の中にも、印刷の段階でも求められたのでは?とその辺りを聞いてみると「日本の伝統色」を立たせるため、オリジナルの花のサイズを調整し直したり、文献を元に調べ直して色を差し替えたり等の作業も必要になったとか。
ぜひお手に取ってご覧ください。そして、掲載されいている作品を元にアレンジしたり、企業様とコラボレーションも応相談とのこと。ご興味のございます方はいつでもご連絡くださいませ。

2019.05.16 Thursday
戸屋ちかこ / 個展「Apartment」のお知らせ

前回の個展からちょうど半年、戸屋ちかこさんが再び個展を開催します。今回は、様々な生き物が暮らす「アパートメント」を舞台にした願望と幻想を織り交ぜた世界を見せてくれるそうです。折しもオープニングの5月25日(土)は、六本木の街全体を会場に、アート、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなど様々な作品を体験できる「六本木アートナイト2019」も開催されるそうですので、ぜひ足を運んで、戸屋さんの作品と共に六本木でアート三昧な1日を過ごしてはいかがでしょう?

会場:六本木ヒルズA/Dスペース(アート&デザインストア内)
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズウエストウォーク3F
tel: 03-6406-6280
会期:2019年5月25日(土)〜 6月16日(日)
時間:11:00〜21:00 無休・入場無料
*オープニングパーティー:5月25日(土):18:00〜20:00

2019.05.09 Thursday
松原シホ / VOGUE JAPAN 2019年6月号

松原シホさんが、VOGUE JAPAN 2019年6月号(No.238)の誌上カウンセリング「あなたは自分を愛していますか?」の記事用に、それぞれタイプの違う女性のイラスト3体を描きました。松原さんといえばコラージュスタイルの作品を思い浮かべますが、今回はドローイングスタイルで描くことで、より具体的な人物像を描き出すことができています。コラージュとドローイング、この二つのスタイルを依頼内容によってうまく使い分けていくことで、お仕事の幅がさらに広がりそうです。

2019.04.26 Friday
江越ミカ / PARIS MIKI「スマホイージー」

弊社作家の江越ミカさんがメガネのPARIS MIKI から発売された「スマホイージー」という商品のアニメーション、販促物、Webページ用のイラストを制作。オシャレでポップな作品の雰囲気がアニメーションの動きや音楽と融合し、江越さんの作品の進化した世界を見た気分に。ぜひ店頭でご覧ください。
アニメーション再生はコチラをクリック!
*再生と共に音が出ます。再生前にご調整ください。

2019.04.19 Friday
The Artworks  新メンバーCatherine Pearsonのご紹介

弊社と提携しているイギリスのエージェント、The Artworksに新しいメンバー、Catherine Pearson(キャサリン・ピアソン)が加わりました。彼女はスイスのローザンヌ在住のスイス人イラストレーター。明るい色使いと、工夫された画面構成から創り出される、楽しさを感じさせる作品が特徴です。クライアントのアイデアに息を吹き込むことに情熱を傾け、言葉では伝えられないことをイラストレーションで伝えようと日々作品に向き合っています。シェフの父を持つ彼女曰く、「制作プロセスは料理を作るようなもの。新鮮な素材(アイデア)を使い、一口サイズに切り分け、こんがりと焼きあがるまで(スケッチがかたちになるまで)、あらゆる面に注意深く火(手)を加える。次に、グラフィックタブレットを起動し、幾何学図形を描き、さらにそこに色を少しずつ加えていく。この時点で、作品はだいぶ形になってきています。そして最後にレイヤーで好きなだけテクスチャーを加えて完成です。ぜひ彼女の美味しい作品を召し上がってみてはいかがでしょうか?

 

2019.04.12 Friday
金沢和寛 / 個展『さくらの花、咲いた日に』会期終了

カナザワカズヒロさんの個展に足を運びました!ちょうど通りの桜も満開!個展会場も桜満開の作品が勢揃いしていました。毎度、オリジナル作品を見るたびに、撮影された作品を見るのとは違い、オリジナル作品の小さな小さな世界を創り上げるまでの、大きな大きな時間と労力が見え、感動を覚えます。そのほんの一部をご紹介したいと思います。
まずは桜の木。桜の花は全部で1万個。花びらは5万枚。花びらの一枚一枚のサイズはお米一粒より小さいもの。それを5枚ずつ貼り付け1輪の花にし…と想像を絶する世界でした…。クローバーも同じように作られボードに敷き詰められています。節分の室内の細部はもちろん、犬の毛一本一本、イチョウの葉一枚一枚も大切に形作られています。
先立ってお知らせしていたカナザワカズヒロHP 5cm日記 でも、オリジナルのサイズ感や制作過程がご覧いただけますが、個展会場に展示されていた小さな作品の持つ、大きな迫力を、少しだけでも感じていただければ幸いです。